ジェームズ・フランコ「僕を支えてくれた」、マクドナルドでの勤務経験を告白

俳優として活躍する傍ら、監督や脚本家、アーティストとしても力を発揮するジェームズ・フランコ。業績悪化の米マクドナルドには下積み時代に世話になったと、マクドナルドへの熱い思いを綴った。
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ジェームズはマクドナルドが経営不振で再生計画を発表したことを受け、米Washington Post紙に、再生戦略の成功を願うという論説を寄せた。「マクドナルドは僕が必要とした時、支えてくれた。ほかの誰も居なかった時にだ」とジェームズ。カリフォルニア州立大学に入学したものの、演劇学科で学ぶためには2年待たなければならなかったため中退し、ちっぽけな演劇学校に通ったそうだ。
大学を辞めたため両親から金銭的な自立を言い渡されたジェームズは、働いた経験が殆どなくどこも雇ってくれなかったが、マクドナルドは応募したその日に雇ってくれたという。
夜勤でドライブスルーの担当になった際には客を相手に、外国語などの訛りを練習をしたというジェームズ。横暴な客がいたことや、従業員みんながフライドポテトをつまみ食いしたことなどを暴露し、ジェームズ自身は「凍ったままのアップルパイを冷凍庫の中でつまみ食いした。コーヒーと合うんだ」と明かしている。
マクドナルドで仕事を始めてから3ヵ月後に、スーパーボウル中に流れるCMの仕事を得たジェームズは以後、俳優の仕事をして食べていけるようになったという。
「僕はマクドナルドでよくしてもらった。それどころか大目に見てもらった。マクドナルドの食べ物のように、どこよりも仕事が手に入りやすかった。仕事が必要だった時に与えてくれた」と当時を振り返り、マクドナルドを称賛した。ドキュメンタリー映画『ファーストフード・ネイション』を観た後は肉のグレードを疑っているというが、機会があると年に一度くらいはマクドナルドでシンプルなチーズバーガーを頼むという。軽くてフワッとしていて文句なしだそうだ。