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Apple Watchのおかげで「人生が変わった」 耳と目が不自由な女性、喜びの声

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Apple Watchの機能に喜ぶモリー・ワット
Apple Watchの機能に喜ぶモリー・ワット※「モリー・ワット」ブログのスクリーンショット

 アッシャー症候群という遺伝子疾患で耳と目が不自由な女性、モリー・ワットは、この4月からApple Watchの機能を使っていろいろな実験を重ねた。試行錯誤の後、Apple Watchは盲導犬にも代わる機能を持っていることをワットは発見し、喜びの声を挙げている。

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 「私は生まれた時から耳が聴こえず、14歳で目が見えなくなりました。重度のろうで、右目のみに非常に小さい視界をゆるす点があります」。彼女は、「簡単に無くさない様に」Apple Watch Sportの大きいサイズを購入した。

 ワットはすでにiPhoneの使用には慣れており、Apple Watchを使い始めるのも難しい事ではなかった。まず、いくつかの機能をしやすくするためにマイナーチェンジし、その後にProminent Hapticという振動に関する機能を調整した。この機能が彼女にとって、とても重要だ。

 Apple Watchはtapsと呼ばれる振動でユーザーとコミュニケーションを図る。一般的には着伝やメッセージが届いた際に使われるが、ワットはこの機能をより広範囲に適用し、また振動をより大きく設定することで使いやすさを上げた。

 例えば地図アプリで使えば、振動が方向を示すものとなる。「Prominent Hapticは、私の様に耳と目が不自由な人にとって素晴らしい機能だと思う」とワットはブログで綴っている。「今のところ、私にとってApple Watchで一番便利な機能はマップ。まず、iPhone上で目的地をいくつか設定できる。そうしたら、Apple Watchに聞くことも見ることもせずに振動で方向を教えてもらえる。例えば、12回の振動なら、交差点で右折。2回の振動が3セットなら、左折と言った具合に。まだ試している途中だけど、今のところとても感動しているわ!」

 また音声や視界なしに、母親とコミュニケーションを図ることができる事も発見。さらには、バーなどの暗い場所やライブ会場など音が大きい場所でも、助けが必要な時には友だちにメッセージを送ることもできる。

 「Apple製品は、私にとって単なるハイエンドなガジェットではありません。多くの人が当たり前にできる普通のことが、耳と目が不自由な人にとっては難しいものですが、これのおかげでそうした事にたくさんアクセスできるようになった」とワットは続けている。

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