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誰も来ない…いじめられっこの誕生会、ママのSNSパワーで数百人が集結

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ママの呼びかけで数百人が誕生会に集まった
ママの呼びかけで数百人が誕生会に集まった※takepartで紹介された親子の写真

 4年生になるマッケンジー・モレッターは、ソトス症候群という遺伝子疾患を抱える少女。4月のある週、マッケンジーは誕生日会の招待状をクラスメートに渡したが、悪夢が彼女を襲った。誰も彼女の誕生日会に来たくなかったのだ。しかし、母親のジェニーがSNSを使いこなし人々を招待。同じ週の土曜にミネソタ州シャコピーで開かれた誕生日会には300名以上もの参加者が集まった。中にはNFLチームの選手も参加した。

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 ジェニーは娘の誕生日会への参加の返信が全くないことを知ると、フェイスブックでママ友に、娘たちがパーティに立ち寄ってくれる様に呼びかけた。辛い気持ちでいっぱいだったジェニーだが、誕生日プレゼントは必要ない旨を伝えた上で、「立ち寄って、ただ彼女の誕生日を祝ってくれないかしら」と付け加えた。

 1歳の時に診断されたこの疾患の影響で、マッケンジーの頭蓋骨は完全に形作られず、また脳にもやや障害を持っている。「マッケンジーには友だちはいないし誰も彼女に話しかけない。私が学校に顔を出すと、彼女はいつも独りで遊んでいる」と父親は現地メディアのKAREに語っている。

 ジェニーの投稿は拡散され、多くの人が参加の返信をしたため地元企業からは食料品の寄付があり、市はイベントを公園で開催することを許可。NFLチーム、ミネソタ・バイキングスの選手チャールズ・ジョンソンは自身の娘と会場を訪れ、マッケンジーと3人で写った写真とともにツイッターで「マッケンジーの誕生日を祝うことができて、とても幸運だし光栄だ!招いてくれてありがとう」とコメントした。

 フェイスブックの同イベントページではマッケンジーに対する励ましの言葉が世界中から数千件寄せられた。ジェニーはフェイスブック上で支援者やパーティの参加者に対し「マッケンジーと私たち家族に対する溢れる程のご支援を受け、身に余る思い。心から感謝の気持ちを伝えたい」と綴っている。

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