ドローンが殺人マシーンに!? 異色のフェイクホラー映画、予告編が話題に

ビーバーがゾンビと化して人間を襲うコメディ・ホラー『ゾンビーバー』(7月11日より日本公開)の監督ジョーダン・ルービンが、今何かと話題のドローンが殺人マシーンと化す“フェイク”ホラー映画の予告編をネット上でアップし、反響を呼んでいる。Entertainment Weeklyなどが伝えた。
【関連】『ゾンビーバー』フォトギャラリー
米ホワイトハウスの敷地内や日本の首相官邸の屋上に落下したドローン。先日は歌手エンリケ・イグレシアスが、コンサートの演出で使っていたドローンで右手を負傷したが、この“偽”映画は意思のあるドローンが人間に襲いかかってくるというもの。タイトルはズバリ、『The Drone』だ。
“フェイク”予告編で使われているドローンは、実際に販売されているDJIの機種。夢のマイホームに引っ越してきた若いカップルが引越祝いに受け取ったドローンは最初、何の変哲もなさそうだった。だがやがて、部屋の隅に置かれたドローンに設置された小型カメラが、ベッドの上で盛り上がっている2人に自らズームインしていく。そして勝手に動き出し殺戮マシンと化していく…と、ホラーによくあるパターンだ。
バッテリーが入っていないのに動くドローンは、映画『チャイルド・プレイ』シリーズのチャッキーのよう。愛犬が殺され、便座に座っている来客が便器の中の異変に気付くと…。どこかで見たようなシチュエーションが盛りだくさんで、本当にありそうなホラー映画の予告編に仕上がっている。
ルービン監督がこの“偽”予告編を製作した理由は不明だが、YouTubeに投稿された予告編には視聴したユーザーから多くのコメントが寄せられている。クラウドファンディングにより本当に映画化される、もしくはどこかの映画会社が注目し、製作に向けて動き出す可能性がなきにしもあらずだ。