ガンを患う校長のため、学生が修学旅行をキャンセル 旅費8千ドルを治療費に

米ニューハンプシャー州のとある高校の学生たちが、修学旅行をキャンセルし、旅費の約8000ドル(約100万円)をガンを患う校長の医療費として寄付した。旅はニューヨーク州のリゾート地へ4日間予定されていた。
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地元の放送局WMUR9によると、「この援助を受け入れるのは本当に心苦しいし、何と言ったら良いかわからない」と校長のコートニー・ヴァショーが学生達に語った。
あまり自分のことを人に話さない方だとするヴァショーは、治療のために数日学校を休まなくては行けないことがわかった後、その事実を生徒達に伝えたという。
シニアクラスで学級委員長を務めるクリストファー・シロイスは「生徒一人ひとりが彼女と繋がりを持っている。今まで彼女が与えてくれたことへの恩返しがしたかった」と同局に語っている。