米最高裁が全州で同性婚を容認 ガガ、マット・ボマーらセレブたちから祝福の声

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米連邦最高裁が現地時間26日、国内での同性婚の是非を巡る裁判で同性婚が憲法上の権利であると認める判決を下し、同性婚を禁じる州法を違憲と判断したことを受け、マット・ボマーやレディー・ガガなど、多くのセレブがツイッターなどのソーシャルメディアで祝福や喜びのコメントを発表した。
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最高裁の判決後、ホワイトハウスは夜間、LGBTコミュニティを象徴する虹色に染まり、オバマ米大統領は「我々の平等への行進において、本日は大きな一歩となった。他の誰もがそうであるように、ゲイやレズビアンのカップルが結婚する権利を得た」とツイートした。
虹色の巻きを付けた帽子を被った俳優イアン・マッケランは、ゲイカップルを演じるドラマ『Vicious(原題)』の共演者デレク・ジャコビと最高裁の判決を祝い、「僕と結婚してくれる?」というイアンの(偽の)プロポーズに「するとも、デレク」と自分で紙吹雪を降らせながら返答。「結婚出来るようになったしね」と嬉しそうだ。
俳優マット・ボマーは「今日という日は僕らの国、そして僕の家族にとって大きく一歩前進した日だ。感謝と喜びでいっぱいだ」とコメント。人気女性司会者エレン・デジェネレスは、「愛が勝った」とシンプルながら力強い言葉で喜んだ。
また女優アナ・ケンドリックは「今日という日は美しい」とツイート。歌手サム・スミスは「全50州でだ!!!!」と喜びの涙を流している絵文字付きでコメントし、「時代は変化を遂げている」と喜びつつ、今後も闘いは続くと語る。だが「ゲイであることをこの上なく誇りに思う」と、アメリカの国旗や同性のカップル、男女のカップルの絵文字を連発して、米国史の快挙を称えた。
自らもLGBTコミュニティのサポーターであるレディー・ガガは「世界中を旅し、老いも若きも一緒になって闘っている姿を見てきた。LGBTコミュニティやサポーターたちが、人々の意識を変えたことを目撃できたことを心から光栄に思う」と、同志を称えている。