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カンヌパルム“ドッグ”賞受賞『ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲』公開決定!

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『ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲』は11月21日より全国公開決定
『ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲』は11月21日より全国公開決定2014(C)Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney

 第67回カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門グランプリとパルム“ドッグ”賞をW受賞し、話題となった『White God(英題)』が11月21日から日本公開されることがわかり、その邦題が『ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲』に決定した。また併せて、ビジュアルも解禁された。

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 本作は、雑種犬に重税が課せられる法律の影響で飼い主の少女と離ればなれになった犬“ハーゲン”と、人間から虐げられ保護施設に入れられた犬たちの反乱を描いた物語。13 歳のリリは理解のない父親によって愛犬ハーゲンを捨てられてしまう。リリは、ハーゲンを救うべく必死の思いで探し回るが、ハーゲンは安住の地を求めて街を彷徨っていた。人間に捨てられ、裏切られてしまった、かつての“人類最良の友”。ハーゲンは虐げられてきた施設の犬たちを従えて人間に対して反乱を起こすのだった…。

 そもそも、カンヌ国際映画祭のパルム“ドッグ”賞は、出品部門を問わず、映画祭で上映された映画の中で、演技をした犬1匹、あるいはグループを審査対象にして選ばれる賞だ。過去には、『カールじいさんの空飛ぶ家』のダグ、『アーティスト』のアギーなどが受賞している。

 本作では、ハンガリーの首都ブタペストを数百匹の犬が疾走する迫力と緊張感あふれるシーンをCGなしで撮影したこと、また、タレント犬ではなく実際に施設に保護されていた 250 匹以上の犬たちが出演し、素晴らしい演技を見せたことが評価されて受賞となった。

 犬たちの反乱という独創的な発想から生まれた本作は、北米では限定公開ながらも批評家の注目を集め、全米批評サイト「Rotten Tomato」で70名以上の批評家から92%の高い支持を獲得するなど、カンヌでの受賞に違わぬ評価を得ている。日本でも高い注目を集める作品となりそうだ。

 映画『ホワイト・ゴッド少女と犬の狂詩曲』は11月21日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国公開。

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