英男性アイドル、12枚重ね着で気絶「もうだめかと思った」機内で熱中症に

イギリスのボーイバンドRewindに所属するジェームズ・マケルヴァーが、重ね着のしすぎで機内で熱中症になり気絶してしまったという。ジェームズは飛行機の手荷物検査の際、45ポンド(約8600円)の追加料金を避けるためにTシャツ6枚、セーター4枚、ジーンズ3枚、スエットパンツ2枚、ジャケット2枚、帽子2つを着用。あまりの息苦しさに「もうだめかと思ったよ」と語っている。
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メンバーはこの日、ロンドンからスコットランド・グラスゴーへ向かう格安航空会社イージージェットの便を利用。搭乗手続きの際、手荷物が多すぎるとして「捨てるか着るか」の選択をスタッフから迫られたのだそう。
ジェームズは翌日には回復したようで「係員の女性は1個バッグをあきらめなきゃ乗らせてくれないって言っていたんだ。バンドのメンバーはすでに機内にいたから荷物を渡すこともできなかったんだよ。それで45ポンドを払ってその飛行機に乗るか、翌朝の飛行機に乗るか、洋服を捨てるか着るかするように言われたんだよ」とその状況を説明している。
しかし、結果的にはそのことで熱中症を起こしてしまい「心臓発作でも起こしたのかと思ったね」とジェームズは振り返った。イージージェット社はこの件について、「ジェームズは同社の通常規定通り、追加料金を払うという選択肢も与えられていた」とコメント。イギリスではこの出来事がいたるところでニュースとして取り上げられ話題を呼んでおり、意図しない形でバンドの知名度が確実に上がっているようだ。