ピース・又吉直樹、芥川賞受賞で「自意識過剰に」 誰にでも“ありがとう”と伝える

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お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が23日、都内で行われた『「深い珈琲エッセイ」付きブレンディボトルコーヒー BOOKボトル』新発売記念イベントに出席。同商品は、ロングセラー商品「ブレンディ」ボトルコーヒーのパッケージに、芥川賞作家である又吉の書き下ろしたエッセイ「深い珈琲エッセイ」を印刷したもので、計9作品がボトルコーヒー900mlの商品パッケージにデザインされ発売される。
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執筆に当たって苦労した点を聞かれた又吉は「すべてコーヒーにまつわるエッセイなので、被らないように気を付けました。初歩的なことですけど、1本目と7本目がほぼ同じ話になりかけたので、違うことを書きました」と明かす。
エッセイの出来について「過度な期待はやめてください(笑)。あくまでもコーヒーが主役というのは変わらず、僕がコーヒーに対する思いを付随させていただいただけなので」と謙遜しつつも、「せっかく書きましたし、僕にとっても記念になるような商品なので、ぜひ飲みながら読んでいただけたらなと思います」とアピールした。
また、実体験を基に書いたものが多いそうで、会見後の囲み取材で又吉は、9作中4作くらいは女性との破局の思い出について書いたことを告白。「ずっと振られているので、色んな時代の振られた話を書いています」とコメント。
最近、彼女と破局したという噂が出ていることについて「その噂、僕も聞いたんですけど、そんなことないです。お付き合いしている人はいないです」と明かし、最近はいつ頃恋愛をしたか聞かれた又吉は「20代後半ですね」と照れ笑いを浮かべる。
芥川賞を受賞し、変わったことを聞かれると、「あまりにも“おめでとう、おめでとう”と言われ過ぎて、僕の自意識過剰になってしまって、コンビニで“いらっしゃいませ”って言われても“ありがとうございます”って言っちゃったりしますし、現場での“おはようございます”にも“ありがとうございます”って」と明かして、報道陣の笑いを誘った。