『猫侍』台湾で世界最速公開決定! 北村一輝「次回は台湾と日本の合作で作れるかも」

『猫侍』シリーズの映画化第2弾となる『猫侍 南の島へ行く』の台湾配給が決定し、7月31日より台湾で世界最速公開されることが明らかとなった。また、本作の主演・北村一輝が先日、台湾で行われたプレミアイベントに駆けつけ、現地ファンから熱烈な歓迎を受けた。
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本イベントは、韓国に続き2度目のアジアプレミアで、舞台挨拶が行われる映画館400席のチケットは発売開始からわずか40秒で即完。北村が登場すると「北村さ~ん!」のかけ声で場内は興奮と熱狂に包まれた。
北村が台湾で公のイベントに出るのは今回が初。趣味で学んだという中国語で自己紹介をし来場者を沸かしたのち、映画について話が及ぶと「世の中の映画はCGなどを使ったりどんどん先に進もうとしていますが、なにかを忘れているような気がします。猫のダンスでごまかしたところもありますが(笑)、本来の娯楽映画らしい、分かりやすい、家族揃って観てもらえる映画を作ったので、少しでも笑って、楽しんでいただければ嬉しいです」と作品に込めた思いを明かした。
また、「先日もニューヨークの映画祭に招待されましたが、怖い顔をした侍と可愛い猫がいて、侍はほとんど喋らないのに、アメリカでも観てくださる方がイスから転げ落ちるくらいウケているんですよね。こういう気楽に楽しめる映画が増えたら面白いなと思うんです」とアメリカプレミアでの手ごたえを語っていた。
台湾でも作品を撮影したいと話す北村は「台湾でこの映画が人気になればまた、台湾に来れるかなと思っております。他の台湾の映画にも出演できるかもしれません(笑)」と淡い期待をよせ、「こんなに温かく皆さんに迎えて頂いたことを日本のみんなに伝えたい。次回の『猫侍』は台湾と日本の合作で作れるかも知れませんね!」と笑顔を見せ感謝の気持ちを述べた。
『猫侍 南の島へ行く』は、9月5日より全国ロードショー。