ディカプリオ×『バードマン』監督のサバイバル復讐劇、日本公開決定!

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これまで、アカデミー賞に4度ノミネートを果たすも今だ無冠のレオナルド・ディカプリオが、悲願のオスカー獲得を狙う話題作『レヴェナント:蘇えりし者』の日本公開が2016年春に決定。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める。
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本作はハンター、ヒュー・グラスの実話にインスパアされたマイケル・パンクによる小説『The Revenant(原題)』を原作に、衝撃的な展開と壮絶なサバイバル、そして自らの運命に抗った一人の男の再生を描く。全米では今年12月に公開される。
舞台はアメリカ西部の広大な未開拓の荒野。ディカプリオは、熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負い仲間に見捨てられるも、大自然の中で生きながらえ、サバイバルを繰り広げるハンターの主人公ヒュー・グラス役に挑む。狩猟チームメンバーで、大けがを負ったヒューを置き去りにするジョン・フィッツジェラルド役には『ダークナイト ライジング』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ。ディカプリオとは『インセプション』以来5年ぶりの共演を果たす。
イニャリトゥ監督は本作で、究極のリアリティを追求するため、極寒の地で撮影を敢行。ディカプリオとハーディを本気で格闘させ、ディカプリオの鼻が折れるも、そのまま撮影続行し、ディカプリオの迫真の演技を極限まで引き出した逸話もあるほどだ。
そして撮影監督は、全編1カットかと見紛う驚異の長回し映像が話題を呼んだ『ゼロ・グラビティ』『バードマン~』で2年連続オスカーを獲得したエマニュエル・ルベツキ。イニャリトゥと再タッグを組み、本作では長回しの他、照明機材を一切使わず、自然光だけで撮影するという前代未聞の試みで、観客を圧倒的臨場感溢れる大自然の舞台へと誘う。