人気DCコミック『プリーチャー』、ドミニク・クーパー主演でTVシリーズ化

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DCコミック/ヴァーティゴの人気コミック『Preacher(原題)』をベースにした同名実写ドラマが、映画『ニード・フォー・スピード』やテレビ映画『フレミング ~007誕生秘話~』などに出演する俳優ドミニク・クーパー主演でシリーズ化されることが明らかになった。米AMC局が現地時間9日に発表したとTV Lineなどが伝えた。
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同コミックはガース・エニス原作で1995年から2000年に発行。米テキサス州の小さな田舎町の牧師ジェシー・カスターが、天使と悪魔の落とし子“ジェネシス”に憑依され、ヘタをすると神をも超える超常的な力を手にし、ジェネシスの誕生をきっかけに天国を見捨てた神を捜す旅に出るというストーリーだ。ジェシーの旅にはチューリップという名の元恋人と、キャシディという名の飲んだくれのアイルランド系ヴァンパイアという仲間もいる。
チューリップ役は映画『コンフィデンスマン/ある詐欺師の男』(12)のルース・ネッガ、キャシディ役は映画『パレードへようこそ』(15)のジョセフ・ギルガンが務める。ほか、映画『殺しのナンバー』(13)のルーシー・グリフィス、『フィービー・イン・ワンダーランド』(13・未)のイアン・コレッティなどが出演する。
ドラマ版では映画俳優で監督・脚本家としても活躍するセス・ローゲンが、エヴァン・ゴールドバーグと製作総指揮を務め、エニスも共同製作総指揮として名を連ねている。セスは人気海外ドラマ『ブレイキング・バッド』の脚本家サム・キャトリンと共に脚本も執筆するとのことで、シリーズ化が決まり、自身のツイッターに「『Preacher』がAMCで製作される! 幕開けは近し!!!!」と興奮気味にツイートした。
10話構成となるシーズン1は、2016年中旬に初放送されることが期待されるという。