ホラー映画『シャイニング』、モチーフになったホテルがホラー美術館を開設予定

スティーブン・キングによる小説『シャイニング』の舞台のモデルとして有名なコロラド州エステスパークのスタンリー・ホテルが、ホラー美術館や映画製作スタジオなどを含む施設「スタンリー・フィルム・センター」を開設予定だと米メディアが報じた。
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同センターには、講堂や美術館、巡回の映画展、撮影用の防音スタジオ、撮影後用の編集・製作用のスペースなどが含まれる。官民協力体制のもと非営利での運営を想定しているようで、コロラド・フィルム・スクールとの教育プログラム協力も予定。取締役会にはイライジャ・ウッドやサイモン・ペグが名を連ねる。
また、新設には2400万ドル(約29億64万円)の費用を見込んでおり、スタンリー・ホテルはコロラド州の観光基金に対し1,150万ドル(約13億9,023万5,000円)の資金提供を求めている。
現在スタンリー・ホテルでは『シャイニング』と関連したイベントとして年に一度のゴースト・ツアー、またホラー映画祭で集客を計っているが、センター新設により年間を通じてホラーファンたちを呼び込む狙いだ。