映画の秋! “いつ観ても最高なミステリー” 12作品選出 1位はまさかのインド映画

11月に入り、いよいよ秋も深まってきた。行楽に出かけるのも良いけれど、寒い日は家でじっくりとミステリー映画を楽しむのも贅沢な過ごし方だ。ということで、海外記者が選ぶ“いつ観ても最高なミステリー映画”12選を紹介する。
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同ランキングは海外のサイト「EnkiVillage.com」に掲載されたもので、“謎が謎を呼ぶ作品たち”という大まかなくくりで選出している。
まず1位に選ばれたのは、まさかのインド映画『Rahasya』(未)。『きっとうまくいく』『マダム・イン・ニューヨーク』など近年高く評価されているインドの作品だが、ミステリーも熱いようだ。本作は2008年に同国で実際に起きた殺人事件をもとにしたストーリーで、劇中では18歳の女性の殺害から父親が当初疑いにかけられるも、捜査が進むにつれ周囲の人物のさまざまな思惑が浮き彫りになってゆく。
2位は、日本でも大ヒットした『ゴーン・ガール』。突如失踪した美しい妻を巡って、その夫は悲劇の主人公になったり妻殺しの疑いを掛けられたりと翻弄される。彼は妻を殺したのか?映画中盤でそれは明らかになるが、ラストにかけ、これでもかと続く驚愕の展開は見ごたえあり。
3位はクリストファー・ノーラン監督作『インセプション』。SFアクションのカテゴリーではあるが、何階層もの“夢の中の世界”を行き来する複雑な構成や、レオナルド・ディカプリオ演じるコブと亡き妻の悲恋が徐々に明らかになる展開はミステリー要素が強い。最後には誰が現実に戻ってこられたのか、そして誰が夢の世界に取り残されたままなのか混乱した人も多いのではないだろうか。
“いつ観ても最高なミステリー”12選は以下の通り。
1位『Rahasya』(未)
2位『ゴーン・ガール』(14)
3位『インセプション』(10)
4位『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(10)
5位『プレステージ』(07)
6位『アイデンティティー』(03)
7位『ゲーム』(98)
8位『セブン』(96)
9位『ミッドナイトクロス』(82)
10位『大統領の陰謀』(76)
11位『チャイナタウン』(74)
12位『サイコ』(60)