『ツイン・ピークス』新シリーズ、全米放送は2017年に確定

日本を含む世界中でブームを巻き起こした1990年代の伝説の海外ドラマ『ツイン・ピークス』。2014年に新シリーズの製作が決まり、現在、撮影が進められていると伝えられていたが、米ケーブルテレビ局Showtimeでの放送が2017年になることが確定したそうだ。
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Varietyによると、Showtimeの親会社CBSコーポレーションのCEOレス・ムーンヴェスが、同社の第3四半期収支報告会で2017年の放送になることを正式に発言したという。新シリーズの放送時期に関しては製作が決定した当初、2016年を目処に進められていたが、局とドラマのクリエイター、デヴィッド・リンチの間に予算に関する意見の相違によるトラブルが生じたことで製作が遅れ、和解に至った後は製作される話数が増えたことにより2016年内の放送開始が危ぶまれていた。また、共同クリエイターのマーク・フロストが2017年に放送される可能性を示唆していた。
現在、ワシントン州で撮影が進められているという新シリーズ。現時点で当初の9話構成から何話に話数が増えたかは正式発表されていないが、殺害された女子高生ローラ・パーマーを演じたシェリル・リーとオードリー・ホーン役のシェリリン・フェンがシアトルで開催されたファン集会で18話になったことを話していたという。
新シリーズの脚本はすべて、リンチとフロストが共同執筆。全話数をリンチが監督するとのことだ。音楽もオリジナルシリーズや映画版を担当したアンジェロ・バダラメンティが手がける。キャストはFBI捜査官デール・クーパー役のカイル・マクラクランを含む多くのオリジナルキャストが集結するほか、映画『レ・ミゼラブル』(12)のアマンダ・セイフライドや海外ドラマ『プリズン・ブレイク』シリーズのロバート・ネッパーなどが出演すると伝えられている。