『プロメテウス2』来年2月から撮影開始 続編の構想をR・スコット監督が明かす

マット・デイモン主演のSF大作『オッデセイ』でスーパーヒットを飛ばすリドリー・スコット監督が次に手がける『プロメテウス』第2弾『Alien:Paradise Lost(原題)』。進捗についてスコット監督自身が来年2月に撮影が始まることを明かし、シリーズ続編の構想をIGNとのインタビューで語った。
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「“プロメテウス2”は2月に撮影が始まる。もう作業を始めているから脚本も把握しているよ」と明かしたスコット監督。「その後にもう1つ続編があって、それから最初の『エイリアン』が絡む“誰が?”という質問に答える形になるだろうね。誰があんな恐ろしい生き物(ゼノモーフ)を生み出したのかとね」と『プロメテウス』シリーズの構想を語った。
最新作の脚本は映画『トランセンデンス』(14)のジャック・パグレンと『グリーン・ランタン』(11)のマイケル・グリーンが執筆したとのことだったが、Varietyによると、映画『007 スカイフォール』(12)のジョン・ローガンがスコット監督と共に改稿したとのことだ。
スコット監督はまた、「本作(『プロメテウス』シリーズ)は自分のもとにキープするつもりだ。もう1つの方(『エイリアン』)は手放してしまったが、そうすべきではなかった」と吐露。カルト的人気を誇る『エイリアン』シリーズについて、1979年の1作目を監督した後にシリーズを離れてしまったことを後悔し、『プロメテウス』シリーズについては同じ過ちを犯さないと決めているようだ。
前作のキャスト、ノオミ・ラパスやマイケル・ファスベンダーが出演予定の『Alien:Paradise Lost(原題)』は2017年5月30日全米公開予定。