『ファンタスティック・フォー』続編、全米公開が白紙に 不作が原因か

米20世紀フォックスが、映画『ファンタスティック・フォー』続編の全米公開日を白紙にしたことが分かった。当初の公開日は2017年6月2日。このたびの白紙について、メディア各社は不作が原因ではないかと伝えている。
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Coming soon.netによれば、マーベル・コミック原作の実写映画『ファンタスティック・フォー』は、公開当時本国を主に多くの不評を受け、製作費1億2000万ドルに対し、アメリカ国内でわずか5600万ドル、全世界トータルで1億6700万ドルという興行収入に終わった。
監督のジョシュ・トランクは以前ツイッターで「僕は1年前、ファンタスティックなバージョンの作品をリリースしていたはずで、きっと良い評価を得ていた。今後も観られることはないけどね。これが現実なんだ」と遠回しにスタジオを非難し波紋を呼んだこともあり、続編の行方に注目が集まっていた。
続編の公開が打ち切りになったのか、公開日が先延ばしになっただけなのかは今のところ明らかとなっていない。