ジェレミー・レナー出演『ヘンゼル&グレーテル』、続編は“ドラマ化”に進路変更か

有名なグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の兄妹が魔女ハンターの賞金稼ぎになるという大胆アレンジのアクションアドベンチャー『ヘンゼル&グレーテル』。日本では劇場未公開の本作は2013年に世界公開され、世界興収2億2600万ドル(約277億円)以上を上げて続編の製作が決まっていた。しかしDeadlineによると、映画ではなくテレビシリーズ化する方向に話が転換しているらしい。
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映画『アベンジャーズ』シリーズの俳優ジェレミー・レナーと、映画『ランナーランナー』(14)のジェマ・アータートンが兄妹を演じた『ヘンゼル&グレーテル』。今年8月には有名ファッションブランドのCMを多数手掛けるフランス人監督ブルーノ・アヴェヨンがメガホンを取る予定と伝えられたが、米パラマウント・テレビジョンとMGMがタイアップしてテレビドラマ化を進めているそうだ。
パラマウントが今回のような動きを見せているのは初めてではない。同社は俳優クリス・パイン主演でトム・クランシー原作「ジャック・ライアン」シリーズの新作『エージェント:ライアン』を製作し2014年に公開しているが、現在、映画の続編ではなくテレビシリーズ化を米Amazonのもとで進めている。
『ヘンゼル&グレーテル』も同じ流れに乗る形になるが企画はまだ初期段階にあるとのこと。映画版のプロデューサーを務めた俳優ウィル・フェレルとアダム・マッケイの製作会社ゲイリー・サンチェス・プロダクションズが製作するが、詳細は決まっていないという。