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『デッド オア アライブ X3』欧米展開見合わせ 女性描写への反発恐れ

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『DOAX3』海外展開にコーエーテクモゲームスが声明を発表
『DOAX3』海外展開にコーエーテクモゲームスが声明を発表※『DOAX3』公式フェイスブックのスクリーンショット

 ビキニ姿の女性キャラクターたちと、南の島でバカンスを楽しむPS4・PS Vita向けゲーム『DEAD OR ALIVE Xtreme3』(以下:DOAX3)の欧米展開が中止されたことが、先日、公式フェイスブック内でのコメントで分かり海外ファンの間で波紋を呼んでいる。

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 先日、同フェイスブックで『DOAX3』の海外展開の可能性についてファンが質問したところ、公式アカウントより「『DOAX3』の海外展開は行いません。今後、これが変更されることもありません」との回答が寄せられた。さらに同じファンがその理由について聞くと、「ゲーム産業で女性キャラクターの扱いが問題になっていることを知っていますか?これについてここで話すつもりはありませんが、この決断に至るまで1~2年を要しました」と続けた。

 『DOAX3』には、露出度の高いビキニ姿の女性が登場することから、海外での反発を避けるためにこのような処置に至ったということのようだ。

 だが1日、コーエーテクモゲームスは同フェイスブック・ページで“公式”の声明を発表。「先日、あるスタッフにより出された『DOAX3』に関するコメントは、個人的なものであり、同社が正式に出したものではありません」とし、「同ゲームシリーズのファンのため、今も海外展開に向けて取り組んでいます」と明かした。現在のところ、同ゲームは日本とアジアでの展開が決まっているという。

 欧米ではゲームに限らず、エンターテイメント作品の中での、女性、有色人種、LGBTなど性的マイノリティーの描き方を問題視する声が高まっている。

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