『トレインスポッティング2』オリジナルキャストが再出演

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映画『スラムドッグ$ミリオネア』(09)や『スティーブ・ジョブズ』(日本公開は2016年2月12日)のダニー・ボイル監督の出世作となった1996年の『トレインスポッティング』。ボイル監督が2016年に続編を撮影する意向を示していたが、トライスター・ピクチャーズでの製作が決まり、ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラーといった主要キャストが再集結することが正式に決まったという。
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The Hollywood Reporterによると、1作目の脚本を務めたジョン・ホッジが再び2作目を執筆するとのこと。ホッジは1作目の続編となる小説『Porno(原題)』を執筆したそうだが、続編は映画のために書き下ろした脚本になり、1作目から20年後の登場人物たちに焦点を当てるそうだ。アーヴィン・ウェルシュの小説を基にした1作目の『トレインスポッティング』は、スコットランドを舞台にヘロイン中毒の若者たちの日常をスタイリッシュな映像で綴り、本国イギリスだけでなく日本やアメリカなどの海外でもヒットした。
主人公のマークを演じたユアンは『トレインスポッティング』でハリウッドに注目されるようになったが、ボイル監督とは監督が映画『ザ・ビーチ』(00)の主演にレオナルド・ディカプリオを抜擢したことが確執となり、『普通じゃない』(98)以後、一緒に仕事をしていない。続編ではついにボイル監督とユアンの再タッグが実現するばかりか、ヒット海外ドラマ『エレメンタリー』や『ワンス・アポン・ア・タイム』で忙しいジョニーやロバートなども再出演するとのことで、作品のファンにとっては非常に楽しみな続編となりそうだ。