キーファー・サザーランド、新ドラマで大統領役 テレビシリーズに復帰

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人気海外ドラマ『24 TWENTY FOUR』シリーズで政府要人を守る側にいたCTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアーを演じた俳優キーファー・サザーランドが、大統領役でテレビシリーズに出演することが明らかになった。The Hollywood Reporter やDeadlineなどの海外メディアが伝えた。
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新テレビドラマは米ABC局でシリーズ化される政治ドラマ『Designated Survivor(原題)』。11月に俳優ジョニー・デップの製作会社が米Fox局で製作を進めていると伝えられたドラマと同じタイトルと概要だ。どうやら最終的にABC局で製作されることになったようで、ジョニーの名前は今回の報道に出てこない。
製作には『X‐MEN』シリーズのサイモン・キンバーグや、『デンジャラス・ラン』(12)のデヴィッド・グッゲンハイム、キーファー、キーファーが主演した海外ドラマ『Touch/タッチ』のスーザン・バイメルなどが名を連ねる。グッゲンハイムが脚本を執筆するそうだ。
『Designated Survivor(原題)』でキーファーが演じるのは、米議会のいち議員。現職の大統領が行う一般教書演説の会場が壊滅的な攻撃を受け、大統領以下、大統領になる継承権を持つ要人が全員死亡してしまったことから、アメリカの最高責任者、大統領になる人物だ。
「Designated Survivor」は、大統領の一般教書演説など、大統領、副大統領、議員全員が不測の事態により全員死亡し、大統領の権限継承者がいなくならないように指名される指定生存者を意味する。この人物はそうした会が催されている間、厳重な警備のもと、万が一に備えて別の非公開の場所で待機している。
シーズン1の話数や放送時期などは不明。パイロット版の製作を待たずにシリーズ化が決定しており、好評であれば『24』のようにロングラン・シリーズになる可能性がある。