人々がこぞって“危険写真”を撮りに行く新スポット その理由とは…

断崖絶壁に足だけを引っ掛けて逆さまにぶら下がる…こんな写真をとることができるのは、腹筋を極限まで鍛えた猛者だからこそだ、とそう思うだろう。しかし、この写真が撮影されたブラジル、リオ・デジャネイロの海岸に、多くの人が同様の写真を撮影するために足を運んでいるという。腹筋自慢が集う地なのか?それとも理由は他にあるのだろうか。
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やはり理由は他にあった。その海岸、ペドラ・ド・テレグラフォで突き出している絶景ポイントの岩場のすぐ下には、実は足がつく岩場があるのだ。撮影時にアングルに配慮し、またきちんとトリミングを行なうことで、あたかも危険極まりない場所で撮影した様な演出ができる。複数のSNSアカウントで編集前の画像が投稿されていることから、その背景を見ることが可能だ。
なお、冒頭の足のみを引っかけている画像を撮影したのはブラジル人のルイ・フェルナンド・カンデラ。リオ出身の彼は、ガールフレンドに撮影してもらいながら「かつてなく危険な」スタントに挑むと宣言した。
ルイは「これまで僕が挑戦したなかで一番危険なスタントだ。彼女は怖がっていたけれど、僕は決心していた」とコメント。数年に渡り身体を鍛えているとし、実際は断崖絶壁ではないが心配性な人にはこのチャレンジは勧めないとしている。