「昼ドラ」51年半の歴史に幕 視聴者の “ライフスタイルの変化” が原因
1964年5月の放送開始から51年半続いた東海テレビの昼の帯ドラマ「昼ドラ」が、3月をもって終了することが正式に決まった。現在放送中の『新・牡丹と薔薇』を含め、これまでに213作品を制作してきた長寿枠であったが、視聴率低下による衰退が原因で幕を閉じるという。
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第一作目の『雪燃え』にはじまり、『嵐シリーズ・3部作』『真珠夫人』『牡丹と薔薇』『花嫁のれん』など、数々の話題作を生み出してきた「昼ドラ」。主な視聴者として主婦層を掴み、刺激的な描写や台詞が話題になるなど人気を博した。
東海テレビによれば、終了の原因に「近年は、視聴者のライフスタイルが大きく変化してきた」ことがあるとのこと。現在放送中の『新・牡丹と薔薇』に続き、2月から始まる214作目『嵐の涙 ~私たちに明日はある~』を最後に終了する。
なお、4月からは土曜23時40分~24時35分の新ドラマ枠「土ドラ」がスタート。第1作目として、4月2日より人気作家・雫井脩介原作のサスペンスドラマ『火の粉』が放送される。