『あぶデカ』舘ひろし&柴田恭兵、30年の変わらぬ魅力「アンコールの声が…」

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映画『さらば あぶない刑事』初日舞台挨拶が30日、都内にて行われ“タカとユージ”こと舘ひろしと柴田恭兵ほか豪華キャスト陣が勢揃いした。本作は、1986年のテレビシリーズから始まり今年で30年。舘にとって『あぶデカ』とは「僕の代表作の1つであり、柴田恭兵という俳優との出会いだった」と口にする。また、柴田は「舘さんに会えてよかった。大下勇次(役名)は、舘さんから生まれた」と語り、互いに唯一無二の出会いであり、作品となった。
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『あぶない刑事』は、1986年にテレビドラマ放映が開始され、ドラマ累計話数77話ほかテレビスペシャル、劇場版と30年という長きに渡りファンに愛され続け、伝説を残してきた刑事ドラマ。本作では、タカことダンディー鷹山(舘)とセクシー大下ことユージ(柴田)の2人が定年退職まであと5日というところから始まる。
盛大なキャノン砲と共に始まった舞台挨拶。舘と柴田は役柄同様にサングラスをかけ登場、会場から割れんばかりの大歓声が上がる。舘、柴田から順に挨拶していく中、木の実ナナは挨拶の時点ですでに感極まり、言葉に詰まる。それを見た舘が絶妙なタイミングで「泣かないで~♪」と慰め、木の実は泣き笑いに。舘と柴田に「いつも2人には助けられました」と感謝した。
本シリーズの迷!?キャラクターことタカとユージの親友・カオルを演じてきた浅野温子は本作について、「この3人が大事だったんだと一瞬でも思ったのが…間違いだった(笑)」と、舘、柴田、仲村トオルに目線を向けジョークを飛ばす。だが「大事だと思えたことが良かったのかなと思います」と、「あぶデカ」30年を振り返った。
イベントの最後はタカとユージこと舘と柴田の2人がサングラスを外し口を開いた。「本当に感謝してます…もしアンコールの声が聞こえたら…夢で逢いましょう」と柴田。舘は「この映画で学んだことは浅野温子は誰にも止められない」と笑いから入るも、「本当にこの映画に出会えてよかった」と語った。
舞台挨拶にはこのほか、菜々緒、ベンガル、伊藤洋三郎、長谷部香苗、村川透監督が登壇した。
『さらば あぶない刑事』は絶賛上映中。