R・ニクソン大統領「ウォーターゲート事件」題材のドラマ企画浮上

「O・J・シンプソン事件」や「アニタ・ヒル事件」など史実や実際に起きた事件などをベースにしたドラマの製作が盛んなアメリカのテレビ界。今度はABC局でリチャード・ニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件を題材にするドラマの企画が進んでいるという。DeadlineやVarietyなどの海外メディアが伝えた。
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『ウォーターゲート(原題)』という題名のついたドラマ企画。ニクソン大統領の法律顧問を務め、ウォーターゲート事件に深く関わった人物として知られるジョン・ディーンが2014年に出版した著書『The Nixon Defense:What He Knew And When He Knew It(原題)』をベースにし、ディーンの視点から当時のニクソン政権とウォーターゲート事件に絡む一連の出来事を描くという。
企画は初期段階とあり、キャストや構成話数などの詳細は不明。テレビ映画『J・F・ケネディJr./悲劇のプリンス』の脚本や製作を手掛けたジョン・マースが脚本を担当する。ディーンは海外ドラマ『ハンニバル』の脚本に携わるジェイソン・グロートと共にプロデューサーとして名を連ねるという。