濱田岳、殴られ蹴られクランクアップに安堵 北村一輝との名コンビ再び
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新ドラマ『螻蛄＜けら＞（疫病神シリーズ）』の制作発表会見が10日、都内で行われ、キャストの北村一輝、濱田岳、朝海ひかる、鶴見辰吾と木村ひさし監督が出席。作品の見どころや制作秘話を語った。北村と濱田は前作の『破門（疫病神シリーズ』」に続いてのW主演で、今作で二蝶界の組長・嶋田を演じる鶴見から「名コンビですよ！ゲゲゲの鬼太郎とねずみ男みたい！」と大絶賛された。
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黒川博行が1997年に発表した大人気ハードボイルド「疫病神」シリーズは、直木賞受賞作「破門」がBSスカパー！で今年ドラマ化されており、今作『螻蛄』はその続編となる。
昨日、クランクアップしたばかりで、前作に引き続いてヤクザの桑原保彦役を演じる北村は「前作と同じで寒かったですね」と振り返るも「スタッフみんなが仲がよくてクオリティの高い作品が出来たと思います」と自信を覗かせ、前作の好評により続編が制作されたことにご機嫌の様子。
一方、建設コンサルタントの二宮啓之役を演じる濱田も「（撮影が終わって）ほっとしました。殴られたり、蹴られたりする役なので、無事に終わって本当に良かった」としみじみ語り笑いを誘った。
物語のカギを握る老舗画廊の美術商を演じる朝海は「女性には入り込めない世界観に憧れを感じます」とハードボイルド作品への思いを語り、「（北村演じる）桑原は頼りがいがあって、強くて、情にもろいところがキュンとなります。（濱田演じる）二宮はずる賢くて、一生懸命で、殴られても殴られても前に突き進むところが女性として守ってあげたくなる」と2人の魅力を女性の目線で語った。
木村監督は「続編ということで、キャラが出来ていたので『どう撮ったら楽しいんだろう』と考えながら撮ることができた」と手ごたえを明かす。最後に北村は「テレビ離れが進む中、ほんとに面白いものがあるというのを視聴者に伝えたい」と力強くアピールした。前作よりも北村と濱田のコンビはさらにパワーアップ。二人の軽妙な大阪弁でのやり取りや、物語のスピード感、地上波では見ることが出来ないバイオレンス描写が見どころとなっている。
ドラマ『螻蛄（疫病神シリーズ）』はBSスカパー！にて、2月19日より毎週金曜21時放送。第1話無料放送。
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