<日本アカデミー賞>『バケモノの子』最優秀アニメ作品賞受賞!「子供たちに感謝したい」

第39回日本アカデミー賞授賞式が4日、都内で行われ、『バケモノの子』が最優秀アニメーション作品賞を受賞。本作を代表してブロンズ像を受け取ったプロデューサーの齋藤 優一郎(スタジオ地図)は、「少年少女、そして子供たちに感謝します」と受賞を心から喜んだ。
【関連】『バケモノの子』作品フォトギャラリー
齋藤プロデューサーは、「僕たちは幸運だと思っています。前作の『おおかみこどもと雨と雪』という作品は、細田(守)監督のお母様が亡くなって、母親に対する贖罪であったりとか、親になることの願いを込めた作品でした」と述懐。そして本作は、細田監督に子供が生まれ、「その成長を通して、これからの未来を担っていく子供たちを励ましたい」という思いから作られたという。
「子供たちに大人たちは、親たちは、社会は、何をしてあげられるのか。そういった(細田監督の)身近な体験をもとにした映画を、(会場を見渡しながら)ここにいらっしゃる役所広司さん、大泉洋さん、染谷将太さん、黒木華さん、広瀬すずさんをはじめ、才能あふれるキャスト、スタッフによって作り得て、多くの皆さんに観ていただくことができました」と万感の思いを伝え、「少年少女、そして子供たちに感謝します」と真摯に締めくくった。
<日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞:作品賞一覧(★は最優秀賞受賞作品)>
『心が叫びたがってるんだ。』
『百日紅~Miss HOKUSAI~』
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』
★『バケモノの子』
『ラブライブ!The School Idol Movie』