公開が待たれる『虐殺器官』、新スタジオ制作のPV映像公開!

アニメーション制作会社マングローブの経営破綻により、公開が延期されていた『虐殺器官』の新ティザーPVが、17日に開催された「ノイタミナプロジェクト発表会2016」にて公開された(公式サイトでも公開中)。ナレーションは、同作の主人公クラヴィス・シェパード役の中村悠一によるもので、今回新たに録り下ろされたものだという。
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『虐殺器官』は、夭折の作家、伊藤計劃氏の原作小説を劇場アニメ化していく一大プロジェクト「Project Itoh」の中の1作。『屍者の帝国』『ハーモニー』は昨年公開され、好評を博した。本作は公開延期を経て、同作のチーフプロデューサーである山本幸治が2015年11月に設立した新スタジオ「ジェノスタジオ」が新たに制作を手掛けることが発表されていた。
村瀬修功監督の「誰も予想できない事態が起こってしまいましたが、こうして制作継続が決まったのは、伊藤計劃さんが与えてくれた好機のようにも考えることができます」という言葉にあるように、本作品のために設立された新スタジオ「ジェノスタジオ」にて鋭意制作中であることがわかるPV映像となっている。