『素敵な選TAXI』竹野内豊、子供から役名で呼ばれ「初めての経験で嬉しい」

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主演・竹野内豊、脚本・バカリズムという異色の組み合わせで話題を呼んだドラマ『素敵な選TAXI』。そのスペシャルドラマ『素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~』の囲み取材が撮影現場で行われ、連続ドラマより続投した竹野内とバカリズムが作品への想いを語った。
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スぺシャル版の舞台はとある温泉地。ひょんなことから湯けむり立ち込める温泉街に向かうことになる枝分は、旅館の宿泊客たちと出会い、それぞれが人生を左右するトラブルに次々と見舞われることに…。
久しぶりに主人公・枝分を演じた竹野内は、「久々だったので、ちょっとテンションを上げてやってたら、監督に『ちょっとやりすぎ』って何シーンか止められた(笑)」と話すと、バカリズムも「憑依されているから(笑)」と突っ込み、今回の撮影を楽しんでいる様子の2人。
二枚目やクールな役のイメージが強い竹野内にとって、本作の枝分はコミカルかつ変わった男ゆえに、かなり異色の役どころとなった。竹野内本人も役に並々ならぬ愛着を持っており、「今までで初めての経験なんですけど、役名で呼ばれるんです。ロケをやってると子どもたちからすごく人気があって、『あっ、枝分さんだ!』って言ってくれるんですよ。そんなことは今まで一度もなかったから、やっぱり嬉しいです」と、とろけるような笑顔を見せた。
連続ドラマ終了後は、周りの友人や仕事関係者からも続編についての要望が多く上がっていたと話す竹野内。「仕事場でいろんなスタッフの方から『もう1回やらないんですか?』ってすごく言われましたね。本当はちょっとそのとき続編をやるって知ってたんですけど(笑)、まだ言えなかった」と当時の心情を吐露。バカリズムも頷いて「久しぶりで盛り上がってしまって、結果的に最初台本がめちゃくちゃ長くてたぶん4時間くらいになってしまった。削るのが難しかったですね」と、スペシャル版にかける熱い思いを告白。
撮影以外での空き時間について尋ねると、竹野内は「泊まりのときに、ゲスト出演の方が何人かで飲みに行ったっていう話はちらっと聞いたんですよ。でもなんか…俺、声かけてくださらなかった…」としょげるフリをすると、すかさずバカリズムが「皆さん気を使ったんじゃ…」とフォロー。竹野内も「次の日早かったし、皆さん気を使ってくださって。でもちょっと行きたかったな(笑)」と、本音(!?)をもらした。
『素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~』は、カンテレ・フジテレビ系にて4月5日(火)21時~23時24分放送。