ケヴィン・スペイシー、実際の爆破事件を題材にしたFBIドラマ製作へ
映画『ユージュアル・サスペクツ』(95)と『アメリカン・ビューティー』(00)でオスカーに輝き、監督やプロデューサーとしても活躍するケヴィン・スペイシーが、ドキュメンタリー番組のチャンネルとして知られる米ディスカバリー・チャンネルでユナボマー事件を題材にしたFBIドラマ『Manifesto(原題)』を製作することが明らかになった。Varietyなどの海外メディアが伝えた。
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ディスカバリーより正式にシリーズ化が決まったことが発表され、ケヴィンは製作パートナーのデイナ・ブルネッティ、パイロット版の脚本を執筆したアンドリュー・ソドロスキーらと共に製作総指揮を務めるそうだ。
ユナボマー事件は1978年5月から1995年4月までに数学者のテッド・カジンスキーが大学の教授や航空会社の関係者に小包爆弾を送りつけ、3人を死亡、20人以上を負傷させた事件を指す。
『Manifesto(原題)』は、その連続爆弾魔を逮捕する突破口を作ったFBI特別捜査官ジェームズ・フィッツジェラルドを中心に描くという。長年の捜査にもかかわらず、ユナボマーと名付けた犯人の目処が立たず暗礁に乗り上げていたFBIの捜査は、プロファイラーのジェームズ・フィッツジェラルド特別捜査官が加わったことにより好転。フィッツジェラルド特別捜査官が1995年にニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙に掲載されたユナボマーの犯行声明文(マニフェスト)と、ほかの文書の言語分析を行った結果、ユナボマーがカジンスキーであると結論づけ、逮捕に至ったという。
放送時期やキャストなどは未定。
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