『スター・ウォーズ7』、エイブラムス監督が「レイの両親は出ていない」発言を撤回

世界的大ヒットとなった人気SFシリーズ『スター・ウォーズ』のエピソード7『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)でメガホンを取ったJ・J・エイブラムス監督の発言が、ファンに衝撃を与えたという。最新作の主要キャラクターの1人、デイジー・リドリー演じるレイの両親が誰かという質問に、最新作には「登場していない」と発言したとのことだ。
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E!Onlineによると、エイブラムス監督はインディペンデント映画の祭典「トライベッカ映画祭」で行われたQ&Aに登壇し、ファンから「レイの両親は誰か」という直球の質問を受けると、「レイの両親はエピソード7に出ていない」と回答したという。「だから現時点で彼女の両親が誰か、明かすことはできない」と続け、「でもこれは伝えておこう。レイ自身も両親が誰なのかと思いを巡らせている」と述べ、会場の笑いを誘ったそうだ。
エイブラムス監督により、子供の頃に何らかの事情でレイのもとを去った親がハン・ソロやレイア、またはルーク・スカイウォーカーではないかという人気の高い憶測に終止符が打たれる。しかしその後、エイブラムス監督はEntertainment Weeklyとのインタビューで「レイの両親がエピソード7では判明していないと言いたかったんだ」と先の発言の意図を説明。「まだ彼女の世界に登場していないという意味ではなかった」と訂正したそうだ。
もとはアナキン・スカイウォーカーのライトセーバーを見事に操ることから、レイはフォースの強い家系の者であることが予想されているが、果たして彼女の親は誰なのか。エイブラムス監督の発言を受けて、レイがオビ・ワンの孫娘、パルパティーン皇帝の子孫という説が新たに浮上しているという。