シルヴェスター・スタローン、新作TVドラマでマフィアの“ドン”に

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『ロッキー』シリーズ誕生から40年…映画『クリード チャンプを継ぐ男』でロッキー・バルボアを演じ、賞レースを沸かせたシルヴェスター・スタローンが、『ゴッドファーザー』原作者のマリオ・プーヅォの遺作となった犯罪小説『オメルタ―沈黙の掟』のテレビドラマ化で主演するという。
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Deadlineによると、限定話数のシリーズになり、パイロット版の制作が進められているとのこと。スタローンはマフィアのドン=ライモンデ・アプライルを演じるという。アプライルはシシリーにいる昔のボスの死後、遺言で彼の息子アストーレを託され、ニューヨークで我が子同然に育てるが、月日が経ち隠退生活を送っていたある日、白昼に射殺される…。
『オメルタ―沈黙の掟』は『ゴッドファーザー』から始まったマフィアシリーズ三部作の最後を締める作品。映画製作会社ザ・ワインスタイン・カンパニーのハーベイ・ワインスタインが約10年前に映画化に向けて権利を取得。脚本の改訂を重ねたが、映画として制作するには壮大なストーリーが収まりきらなかったという。
監督は映画『イコライザー』(14)のアントワン・フークアが務める。スタローンとフークア監督は、ハーベイ&ボブ・ワインスタインと共に製作総指揮に名を連ねる。ショーランナーとヒロインを演じる女優は、間もなく決まるだろうとのこと。放送局は決まっておらず、争奪戦が予想される。
スタローンは無名時代にテレビドラマに端役で出演し、近年では海外ドラマ『ラスベガス』にゲスト出演したことがあるが、この『オメルタ―沈黙の掟』のテレビドラマ化が正式に決まれば、初めて本格的にテレビドラマに出演することになる。