『メンタリスト』声優陣、最終話アフレコに「寂しい」

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卓越した観察眼で人の心を読み事件を解決に導く“メンタリスト”=パトリック・ジェーンの活躍を描く海外ドラマ『メンタリスト』。本作のファイナル・シーズン最終話のアフレコ収録が3日に行われ、ジェーンの吹替を務める郷田ほづみ、テレサ・リズボン役の加納千秋、キンブル・チョウ役の喜山茂雄が、キャラクターへの思いを語った。
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『メンタリスト』は、全米で放送開始とともに爆発的な人気を集めた、大ヒット海外ドラマ。ファイナル・シーズンでは、宿敵レッド・ジョンとの壮絶な戦いに終止符を打ったパトリック・ジェーンが、所属チームをFBIに変え、スケールアップした捜査や難事件に挑む。
郷田は、7年に渡って同役を演じ続けてきたジェーンという役柄を「鋭い洞察力を持ち、人を喰ったようなキャラクターで、何を考えているのかわからない」と分析すると、「やっていて楽しかったし、魅力的だった。とても寂しい」としみじみと語った。
一方のリズボン役の加納も「続けばいいのに…」と完結することに寂しさを募らせながらも、「このシーズンはやっぱり必要だったんだなと思いました。ジェーンが失ったものをどうやって取り戻していくのかが描かれていて、収録中も胸が熱くなりました」とファイナル・シーズンへの思いを明かした。
またチョウ役の喜山は、印象に残ったエピソードを聞かれると、ファースト・シーズンの第14話を挙げ、「ここでキャラクターの色づけが決定したと思います。僕の演じたチョウの『僕のアナコンダをしずめて欲しい』というセリフは、これ日本語でしかないんです」と裏話も披露した。
スーパー!ドラマTVでは、毎エピソードの終了時に郷田の声で「チャンネルはそのままで」というセリフが入るのが恒例となっているのだが、実は「何パターンも録っていて、それをその回に応じて入れ替えている」と郷田は明かす。最終話では、このラストの一言にもちょっとした演出があるそうなので、お聞き逃しなく。
『メンタリスト ファイナル・シーズン』は、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」で毎週水曜22時ほかで放送中。