トム・ヒドルストン『007』次期ボンドの可能性を否定「発表はないと思う」

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5月に俳優ダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズを監督したサム・メンデスと面会したと伝えられ、次期ジェームズ・ボンドになるのではないかと噂された俳優トム・ヒドルストンが、7代目ジェームズ・ボンドになる可能性をファンの前で否定したという。
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トムは先週末に、映画『マイティ・ソー』シリーズで共演した俳優クリス・ヘムズワースと米フィラデルフィアで開催された「ウィザード・ワールド・コミコン」で登壇。司会者にジェームズ・ボンドのキャスティングについて振られると、「ガッカリさせて悪いけど、発表はないと思うよ」とコメントした。
Comicbook.comがYouTubeに投稿した映像では、司会者の振りを受けて、会場から大きな歓声が沸き上がったものの、トムのコメントを聞いたファンの間からため息とブーイングが漏れた。トムは「皆さんの熱意にはとても感謝している」と述べつつ、起用にならないと確信していることを伝えた。
ダニエルがボンド役を続投しないことが確実視されて以来、次期ボンドが誰になるか様々な憶測が飛び、これまでにトムの他、映画『ホビット』シリーズのエイダン・ターナーや映画『パシフィック・リム』のイドリス・エルバ、映画『マッドマックス 怒りのデスロード』のトム・ハーディ、海外ドラマ『HOMELAND/ホームランド』のダミアン・ルイスなどの名前が挙がっている。
しかしメンデス監督いわく、誰が人気だろうと次期ジェームズ・ボンドは「民主主義では決まらない」という。「次のボンドはバーバラ・ブロッコリ(製作)が決める。それだけの話だ」とのことだ。