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“カタナ女子”必見!「江戸の文化と匠」を味わう施設誕生 沖田総司が愛した刀匠の品も

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『江戸生活文化伝承館』に展示されている「櫛」や「刀」
『江戸生活文化伝承館』に展示されている「櫛」や「刀」

 栃木県日光市にある江戸ワンダーランド日光江戸村に、新施設『江戸生活文化伝承館』が12日に開館し、オープニングセレモニーが行われた。開場に先立ち日光江戸村社主のユキリョウイチ氏は、「あのルーブル美術館にも負けない」と太鼓判を押し意気込みを語った。

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 『江戸生活文化伝承館』は、江戸伝来の技を継承する職人たちが作った純国産の日用品などを展示する施設。回廊形式になっており、江戸の匠の手による様々な工芸品、日用品がパネルによる解説付きで展示されている。

 中でも、新撰組の沖田総司も愛刀として使用したと言い伝えがある菊一文字の刀匠の手による爪切りや日用刃物も展示されており、ユキ氏は、「日本刀が爪きりになったというこの流れ、かつて武器だったものが生活用品になったということが世界に対しても江戸の誇れる部分だと思っています」とPR。“カタナ女子”にとっても興味深い施設となりそうだ。

 さらに、館内には天正18年に堀江町(現、日本橋小舟町)で創業した伊場仙の団扇や、約300年の歴史を誇る江戸屋の江戸刷毛、浅草よのや櫛舗のつげ櫛、天保元年より草を手で束ねる技能を守って作り続けられているという白木屋中村傅兵衛商店の江戸箒、うぶけやの刃物、華硝の江戸切子、藍熊染料の藍染染料、山縣商店の線香花火、日本最古の化粧品メーカーである伊勢半の紅など、日本伝統の品々が並ぶ。


 最後に、ユキ氏は「江戸は過去のものではなく、現代に生きる僕らが背中に背負いながら未来へ作っていくもの。我々が日常使っている(伝統的な)日用品を展示させていただいて世界に発信していきたい」と、熱い思いを語った。

 江戸ワンダーランド日光江戸村『江戸生活文化伝承館』は、夏期期間(~11月30日まで)は9時から17時まで営業、料金は1日手形が大人4700円/子供2400円。14時以降入場の午後手形は大人4100円/子供2100円。

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