ファンや記者もびっくり! ダニエル・ラドクリフ、レッドカーペットで死んだふり

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人気映画『ハリー・ポッター』シリーズの俳優ダニエル・ラドクリフが、奇想天外な死体役に挑んだ新作『Swiss Army Man(原題)』。ダニエルは現地時間6月30日に開催されたモスクワ国際映画祭でのプレミアに登場。ブルーのスーツを着てレッドカーペットに現れたが、カメラの前でポーズを決める代わりに、カーペットの上に寝そべり死体を演じて、ファンや記者達を驚かせたという。
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E!OnlineやUs Weeklyなどによると、ダニエルは説明もなくレッドカーペットに横たわり動かなかったという。サイトに掲載されている写真を見ると、ダニエルは映画で演じた死体マニーのように顔色が青白いように見え、死体のメイクも怠らなかった模様。
ダニエルがその後どうしたかは不明だが、写真を撮っている記者やカメラマン達にダニエルの意図することが伝わったことを願うばかりだ。
今年1月のサンダンス映画祭で上映された際には物議を醸し、途中で席を立つ観客も少なくなかったという映画『Swiss Army Man(原題)』。無人島に取り残され絶望した青年ハンクが自殺を図ろうとすると、浜辺に一体の死体が打ち上げられる。死んでいるはずの死体はマニーと名乗り、口から水を吐いてハンクに飲み水を提供したり、おならで水上スキーばりの役目を果たしたりと、シュールで不可思議な世界が展開する。
ダニエル演じる死体マニーと奇妙な友情が芽生えるハンクを演じるのは、映画『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』(15)のポール・ダノ。ミュージックビデオ畑出身の監督ダニエル・シャイナートとダニエル・クワンは、本作でサンダンス映画祭の監督賞を受賞した。
決してカッコイイとは言えない死体役のダニエルだが、どんな名演技を見せてくれるのか。日本公開に期待したい。