ブロードウェイでマルフォイ役続投のトム・フェルトン、ダニエル・ラドクリフのサポートを明かす

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ブロードウェイデビュー作となる舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で、ドラコ・マルフォイ役にカムバックを果たすことが発表されたトム・フェルトン。映画シリーズで共演し、ブロードウェイの先輩でもあるダニエル・ラドクリフからサポートを受けたと明かした。
【写真】ブロードウェイ版『ハリー・ポッターと呪いの子』でマルフォイ役を続投するトム・フェルトン
映画版「ハリー・ポッター」シリーズでマルフォイを演じ、ブレイクを果たしたトム。現地時間6月8日に、米ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われた第78回トニー賞授賞式に黒いスーツとネクタイ姿で来場し、レッドカーペットでPeopleのインタビューに応えた。
トムは「僕の旧友であるポッターことラドクリフは、ブロードウェイでかなり活躍しているので、僕の手を取り、分かりづらいあれこれを教えてくれています。でも僕が知る限り、素晴らしい人が集まったコミュニティですよね。ファンは本当に親切でワクワクしてくれる。だから一員になることが出来て本当にうれしいです」と話した。
映画シリーズで主人公ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフは、ロンドン・ウェストエンドの舞台を経て2008年にリバイバル舞台『エクウス』でブロードウェイデビュー。以来、2011年のリバイバル舞台『ハウ・トゥー・サクシード』や2014年の『イニシュマン島のビリー』、2018年の『The Lifespan of a Fact(原題)』などに出演。2023年には、『メリリー・ウィー・ロール・アロング』でトニー賞ミュージカル部門主演男優賞を獲得した。
トムが出演する『ハリー・ポッターと呪いの子』は、原作小説の最終巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』から19年後が舞台。ハリーやロン、ハーマイオニー、マルフォイらの子ども世代を描き、トムは11月11日の公演から19週にわたって、父親になったドラコ・マルフォイを演じる。
この舞台の大ファンだというトムは、「イギリスでは約12回、ブロードウェイでも数回観劇した」そう。「自分がまたブロンド髪を身に着けて、あの役を演じるとは思いもしなかった。今、ドラコは父親で息子がいる。古いキャラクターだけれど、状況は新鮮です。探求するのが楽しみです」と語った。