『ドリー』同時上映短編はひな鳥が主人公!もふもふキュートな本編映像公開

ディズニー/ピクサーによる大ヒット映画『ファインディング・ニモ』の13年ぶり続編『ファインディング・ドリー』の同時上映となる短編アニメーション『ひな鳥の冒険』本編映像が解禁となった。映像では、モフモフしていてかわいらしいひな鳥が、生まれて初めてえさを探しに勇気を出して海に向かっていく姿が繊細な映像とともに描かれている。
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ピクサーの短編アニメーションは過去11回もアカデミー賞にノミネート、うち3作品は受賞しており、アカデミー賞の常連としてクオリティの高さに定評がある。このたび公開となる『ひな鳥の冒険』は、海岸線で食べ物を得るために、生まれて初めて巣を出て冒険する幼い腹ペコな小鳥(シギ)の話。
小鳥にとっては小さなエサをとるのも一苦労。特に海岸線では食べ物が深く埋まっており、冷たく、濡れ、しかも波が襲ってくることもあり難敵だらけだ。しかし、新しくできた小さな友だちの助けを借りて、自らの恐怖心を乗り越えお腹を満たせることを願いながら、勇気を振り絞ってもう一度踏み出してゆく。
本作の監督を務めたアラン・バリラーロはこれまでに、『トイ・ストーリー2』や『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』などさまざまな長編アニメーションのアニメーターとして活躍。ようやく本作で監督を務めることとなり、長編アニメーションで培った実力を存分に発揮している。
シギを主人公にした理由についてアランは「アニメーターとして普段からあらゆるものがキャラクターに見えるんだけれど、ビーチでランニングをしている時に鳥と打ち寄せる波を観て、この映画のアイデアを思いついた」と語る。さらに、実はこの映画のストーリーは、3人の子どもを持つ親である自身のとても個人的な物語でもあるとも明かし「いい親とはどういうものなのか、どうやって子どもに恐怖を乗り越えさせるのか。そういったものを伝えたかった。みなさんが楽しんでくれることを祈っているよ」と家族の物語であることをアピールした。
映画『ファインディング・ドリー』同時上映『ひな鳥の冒険』は7月16日全国ロードショー。