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オリバー・ストーン監督が『ポケモンGO』を批判 「新しいレベルの侵略」

映画

オリバー・ストーン監督、「ポケモンGO」について言及
オリバー・ストーン監督、「ポケモンGO」について言及(C) AFLO

 米国家安全保障局(NSA)による極秘の個人情報収集を暴露したスノーデン事件を題材にした新作『Snowden(原題)』を引っ提げ、サンディエゴ・コミコンに初参加したオリバー・ストーン監督が、爆発的人気のスマホアプリゲーム『ポケモンGO』を「新たなレベルの侵略」と批判したという。

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 オリバー・ストーンは1978年の『ミッドナイト・エクスプレス』で、アカデミー脚色賞を受賞。ベトナム戦争を題材にした『プラトーン』『7月4日に生まれて』でアカデミー監督賞を2度受賞している。その他にも『ウォール街』『JFK』『ニクソン』なども手掛けている。

 TIMEやThe Guardian、BuzzFeedなどによると、ストーン監督は現地時間21日、主人公の元CIA&NSA局員エドワード・スノーデンを演じた俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィットやザッカリー・クイントらと共にステージに登場。Q&Aで個人のプライバシーに絡めて『ポケモンGO』に対する意見を求められると、「新しいレベルの侵略だ」と回答したという。

 ストーン監督は「最も成長の著しい最新のビジネスだ。企業は監視も同然のデータマイニング(巨大データの解析と活用)に莫大な資金を投じる。この部屋にいる人間を一人残らず調べて、君達の購買傾向や嗜好、そして何よりも君達の行動に関する情報を集める」と語り、「ポケモンGO」が携帯のGPSに連動していることを例に挙げ、何時にどこにいるのか分かってしまうと懸念を示した。

 「一部で言われているところの“監視資本主義”だ」と語るストーン監督。その結果、自分達の行動を操作され、どのように行動したいかを見破られた挙げ句、その行動を満たすものが用意される、新しい形の“ロボット社会”を誘発すると持論を展開し、「それを全体主義と言うんだ」と警告したという。

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