ジェニファー・ロペス、実在した女麻薬王に! 米HBOのドラマで主演&製作総指揮

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人気歌手で女優としても活躍するジェニファー・ロペスが、高評を博している米NBC局の刑事ドラマ『Shades of Blue(原題)』に続き、テレビドラマの主役を勝ち取った。米HBO局が進めているテレビ映画で実在したコロンビアの女麻薬王グリセルダ・ブランコを演じると、E!NewsやThe Hollywood Reporterなどが伝えた。
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グリセルダは別名“コカインのゴッドマザー”として1970年代から1980年代にコカイン密輸で暗躍し、200人近い殺人事件の首謀者と考えられている裏社会のドン。1985年にカリフォルニア州で米麻薬取締局(DEA)によって逮捕され、懲役10年の判決が下り服役した後、2004年にコロンビアへ強制送還された。そして2012年、同国北西部の都市メデリンで頭部に2発の銃弾を受けて死亡した。
タイトル未定の同作は、グリセルダの人生と彼女の築いた麻薬王国の栄枯盛衰を描くという。ジェニファーはグリセルダを演じると共に、製作総指揮を務める。共同製作総指揮には映画『マジック・マイク』(13)の俳優アレックス・ペティファーが名を連ねるが、出演するかは不明とのことだ。
ジェニファーは声明の中で「私は何年もの間、この堕落した複雑な女性の人生に強い関心を抱いてきました。遂にグリセルダの物語に光を当てるのに、HBOは格好のパートナーだと思います」と、制作に対する意欲を燃やしている。