4つ耳の猫「バットマン」、スーパーヒーローが好きな少女に引き取られる

突然変異や何らかの障害を抱えている動物は、里親に引き取られぬまま、保護施設で一生を終えることが多い。しかし、4つの耳を持つ「バットマン」という名前の猫は、新たな飼い主を見つけることができた。海外メディアTODAYが報じている。
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突然変異によって4つの耳を生まれながらに持ち、現在3歳の猫「バットマン」は、7月12日に動物愛護協会にやってきた。職員たちは、彼の人懐っこさにメロメロになったというが、その一方では、4つ耳のせいで、里親が現れないのではないかと心配していたという。
職員の一人であるケイトリン・ラスキーさんは、「我々のシェルターには、両手に6本の指を持つ猫が長いこといたんです」とコメント。また、「年を取った動物たちは、障害に対してタフになることができるんですよ」とも語っている。ラスキーさんによると、バットマンはほっぺたを撫でられるのが大好きだという。
バットマンは、最初の1ヵ月間を呼吸器感染の治療に費やし、引き取られることができる状態にまで回復。その後、職員がバットマンを撮影したビデオをFacebookのページに投稿すると、直後にスーパーヒーローが大好きな少女からのコンタクトを受けた。その後の面会を経て、バットマンは新たな家に引き取られたという。