広末涼子が売れない女優だったら…バカリズム脚本『かもしれない女優たち』再び

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竹内結子、真木よう子、水川あさみが共演し、女優本人の少しのリアルをもとに練り上げたファンタジーな新感覚ドラマとして2015年上半期に話題となった『かもしれない女優たち』。今回、主演に新たに広末涼子、井川遥、斉藤由貴の豪華三女優を迎え、『かもしれない女優たち2016』として放送されることが決定した。
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今作では、主人公の三女優たちが「全く売れなかった」という人生の中、健気に生きるどん底の生活、そこからの大逆転を描く。ドラマ『ビーチボーイズ』が女優人生のターニングポイントだったという広末は、ドラマに出演していなかったらという設定で、女優への道を諦めきれず、バイトをして食いつなぐ三十代半ばの売れない女優という役を演じる。
一方、写真集「グッドバイブレーション」が映画出演のきっかけとなったという井川は、写真集を出してなかったらという設定で、忘れられた癒し系モデルのまま、アラフォーで女優への転身を図る芸能人役。そして『スケバン刑事』が女優への道のきっかけとなったという斉藤は、清純派アイドルのイメージを壊すのが怖くてスケバンの道を進まず、そのまま一発屋アイドルとなる役をそれぞれ熱演。
脚本は『素敵な選TAXI』で脚本家デビュー、「第三回市川森一脚本賞」を受賞した芸人・バカリズム、監督は「MTV VMA2015」最優秀邦楽男性アーティストビデオ賞を受賞し、『かもしれない女優たち』第1弾も手がけた関和亮が務める。またキャストには広末、井川、斉藤のほかに藤木直人、竹内結子、夏帆、リリー・フランキーら超豪華キャストが集結する。
今回の出演に広末は「バカリズムさんの脚本で演じさせていただくのは初めてなので、ワクワクしながら脚本を読みました」と撮影を楽しみにしていた様子を明かす。また井川も「バカリズムさんの世界観にしっかりと浸かりながら、関監督のもと、このパラレルワールド楽しんでいきたいです」と期待を寄せ、斉藤は「広末さん、井川さんがホントに魅力的な女性で、ご一緒出来るのがうれしいです」と、共演を心待ちにしているようだ。
ドラマ『かもしれない女優たち2016』はフジテレビにて10月10日21時放送。