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<TIFF2016>大野いと、青木崇高に「むかつくなぁー」 撮影中は一切会話なし

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大野いと、青木崇高に「むかつくなぁー」役づくりで撮影中は一切会話なし
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 「第29回東京国際映画祭」のレッドカーペットイベントが25日、都内で行われ、アジアの未来部門で上映される映画『雨にゆれる女』で主演を務める青木崇高、大野いと、メガホンを取った半野喜弘監督が登場。青木と仲良くレッドカーペットを歩いた大野だが、撮影中は役づくりから一切口をきいてもらえず、「むかつくなぁーって思いながら演じていた」と吐露する一幕があった。

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 「生きる事は圧倒的に“不公平だ”ということを踏み越えて、人はどう生きて行くのかを描きたかった」と、本作に込めた思いを明かす半野監督。さかのぼること14年前、「パリのカフェで仲間と映画の話をしていた時、突然、バックパッカーの青木がやってきて、声を掛けられたことから始まった。その後、立派な俳優になった青木と一緒にこの映画を作れるという、必然としかいいようのない人生の流れを感じる」と感無量の様子を見せる。

 一方、青木の相手役を務めた大野は、「自分じゃない人を演じることはどの映画も難しいこと。今回はとくに、凄く辛い生い立ちの女の子の役だったので、演じていて悲しい気持ちになりました」と述懐。また、青木との共演については、「撮影中は全く会話をしてくれなくて。反発し合っている役だったので、“プラベートで仲良くすると、それが表に出てしまう”という意味だったらしいのですが…撮影中は、ずっと“むかつくなぁー”って感じで演じていましたね」と苦笑いした。

 本作は、パリを拠点に世界で活躍し、ホウ・シャオシェン、ジャ・ジャンクー等世界の名匠を魅了してきた音楽家・半野の監督デビュー作にして、青木の初長編単独主演作。本名を隠し別人としてひっそりと暮らす男と、突然、彼に預けられた謎の女の過酷な運命を描くサスペンスフルな愛の物語。

 「第29回東京国際映画祭」は11月3日まで開催。

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