『溺れるナイフ』小松菜奈&菅田将暉、“海に飛び込む”原作愛溢れる映像公開

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小松奈菜、菅田将暉W主演、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音による伝説的少女コミックの映画化『溺れるナイフ』の原作愛溢れるプロローグ映像が公開された。映像は、夏芽(小松)とコウ(菅田)が海に飛び込む、原作の単行本1巻の第1話に描かれるワンシーンを切り取っている。
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本作は、漫画家・ジョージ朝倉の同名コミック『溺れるナイフ』が原作。都会からきたティーン誌のモデル・夏芽(小松)と、地元の地主一族の跡取り・コウ(菅田)の一生に一度のラブストーリーを描く。ナイフのように研ぎ澄まされた10代のハートが、ぶつかりあい、求め合い、傷つけ合い、光に向かって全力疾走する姿を映し出す。
全17巻の原作コミックは、現在までに累計発行部数170万部を突破し、いまだにファンが増え続けている。読者に深く愛された同作について「中学生の頃からリアルタイムで読んできて、一緒に生きてきたみたいでした」と、本作でメガホンをとった日本映画界最注目の新鋭・山戸結希もこの原作に衝撃を受け、魅了されたひとり。
全17巻という作品を2時間弱の映画にするうえで山戸監督は、「溺れるナイフをそのまま再現するような実写映画化は、確かに不可能かもしれないと思いました。それでも、未来の誰かの血肉にしてもらえるような、かけがえのない青春映画を作るなら可能性は大いにあると思いました。この時代から、一緒に生きてゆきたいと女の子が思いたくなる、今この時代に生まれるみずみずしい映画として育っていってほしいです。全国の女の子に溺れてもらいたいです」と、本作への思い入れの深さを語っている。
今回解禁になった映像は、夏芽とコウが海に飛び込むプロローグシーン。コウが夏芽ののどに触れながら溺れる二人に、メインタイトルと、小松のナレーションが重なる印象的な内容となっている。
映画『溺れるナイフ』は、11月5日より全国ロードショー。