ジョン・レノンの手紙が330万円で落札 ポール・マッカートニー妻への“激怒レター”

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かつてジョン・レノンが、共にビートルズのメンバーだったポール・マッカートニーの前妻に宛てた手紙がオークションに出品され、2万9000ドル(約330万円)で落札された。海外メディアPEOPLEが報じた。
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同サイトによれば、出品された手紙は、ジョンが1971年にタイプライターで書いたもので、ポールの前妻リンダからの手紙への返事だという。文中には「他人を見下すのはやめろ」や「君は一体僕たちを、自分をなんだと思っているんだ?」などの厳しい言葉が並んでいる。
最終的に2万9000ドルで落札されたこの手紙の中でジョンは、1970年の4月にポールが同グループを脱退する前に、“非公式”にグループを去っていたことを告白。ビジネス上の理由によって、ポールと、当時マネージャーだったアレン・クラインに口止めされていたと説明している。
ジョンはポールとアレンについて、「(脱退の発表は)ビートルズを傷つけるだろうから、何も言わないことを僕に求めた。『ほとぼりが冷めるのをまとう』とね。覚えてないか?」と糾弾。さらに「だから、君のすごく小さくて倒錯した考えの中に、そのことを入れておいてくれよ、マッカートニー夫人」とも綴っている。