シルヴェスター・スタローン、トランプ次期大統領の役職オファーを辞退

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アメリカの次期大統領ドナルド・トランプ氏から芸術文化の振興に取り組む米連邦機関「全米芸術基金(ENA)」の会長職を打診されたと英Daily Mailに報じられて以来、政界入りを噂されていた人気俳優シルヴェスター・スタローンだが、オファーを受ける意思がないことを表明したという。
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スタローンは本件について代理人を通じて声明を発表。「全米芸術基金への関わりを打診されたことについては非常に光栄ですが、自分がより役に立てるのは、英雄である復員兵士達が享受して当然の実りある雇用や適切な住居、経済的援助をもたらすことに国の関心を向けさせることだと考えています」と全米芸術基金の運営に関わる意思がないことを示しつつ、アメリカ軍人へのサポートをコメントした。
New York Times紙によると、スタローンはトランプ陣営の共和党関係者から全米芸術基金(ENA)の会長職について打診されたが、正式なオファーは受けておらず、トランプ氏とも面談していないとのことだ。
共和党はこれまで全米芸術基金の予算削減を支持し、同機関の廃止を試みたこともあるとのことだが、トランプ氏は1億5000万ドル近い予算を支持しているという。