コアラからのSOS!ブラッシングであの“チクチク”から自由に

じっとおとなしくブラッシングを受けるコアラの動画がある。その理由は、山歩きの最中などで、気づくと体にまとわりついているあの“チクチク”だ。あのやっかいな“チクチク”に見舞われ、自分で取ることは難しいと諦めたのか、このコアラはおとなしく人間の手を借りることにしたようだ。海外メディアMailOnlineが報じた。
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オーストラリア、ビクトリア州アポロベイに住むブルース・アトキンソンが玄関でこのコアラを見つけた時、コアラは「不機嫌な様子」だったと彼はABCに語る。そして、珍しいことにコアラは自分から彼の方に歩み寄り、少し取り乱した様子」だったという。アトキンソンは、コアラのために水を用意したが、気に入らなかったようで怒りながら押し戻されたという。
その時初めて、彼はコアラが“チクチク”に包まれていることに気づいた。そして、手袋とブラシを取ってきてコアラをブラッシングしたのだ。「“チクチク”の部分を優しくとかすと、コアラはすぐに『大丈夫だ、これもっとしてもらおう』と決めたようでした」とアトキンソン。
動画にはおとなしくリラックスした様子でブラッシングを受けるコアラの様子が収められている。長い時間をかけて、ほとんどの“チクチク”は取り去られ、コアラは茂みへと帰って行ったという。