レオナルド・ディカプリオ、NY警官とイタリアンマフィアの攻防を描く実話新作で主演

2015年の映画『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたレオナルド・ディカプリオが、トム・ハンクス主演『キャプテン・フィリップ』の共同原作者ステファン・タルティの新刊『The Black Hand(原題)』の映画化で主演を務めると、Deadlineが伝えた。
【関連】「レオナルド・ディカプリオ」フォトギャラリー
米パラマウント・ピクチャーズが今年4月に全米発売予定の新刊『The Black Hand(原題)』の映画化権を獲得したという。ゴッサム・グループとレオナルドの映画製作会社アピアン・ウェイがプロデュースするとのこと。現在、脚本家の選定を進めているそうだ。
『The Black Hand(原題)』はノンフィクション・ノワールで、イタリアからアメリカ・ニューヨークに拠点を移した悪の集団と、彼らに果敢に挑んだニューヨークの警官ジョー・ペトロシーノ(Joe Petrosino)の姿を描くという。
イタリアからの無法者集団、通称ブラックハンド(The Black Hand)は1980年代後半から1900年代にアメリカに実在し、アメリカン・マフィアの前身と言える存在だったとのことだ。彼らは誘拐した人物の家族から身代金を引き出すという悪行を繰り返していたが、ペトロシーノは彼らを忌み嫌う善良なイタリア系移民達の協力を得て一味の逮捕に活躍しながら、最後は彼らの手にかかり命を落としたという。