リーアム・ニーソン、スペイン発『暴走車 ランナウェイ・カー』リメイクで主演

話題になったスペイン発のアクション・サスペンス『暴走車 ランナウェイ・カー』(15)がリメイクされることになり、映画『98時間』シリーズや『沈黙-サイレンス-』(17)などの人気俳優リーアム・ニーソンが主演することに決まったという。
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英題が『Retribution』となる『暴走車 ランナウェイ・カー』は、銀行の支店長カルロスが主人公。別れた妻に代わって2人の子供を車に乗せて学校へ送る途中に、記憶にない男から携帯に電話が入り、車のシートに爆弾が仕掛けられていることを知らされる。爆弾は座席に座ったことで起動スイッチが入り、降りようとすると爆発するという仕組みになっているため、カルロスは我が子の身の安全を気にしながら、男のいう身代金集めに奔走するが、警察からは子共の誘拐を疑われ…と、ノンストップのスリルとサスペンスが展開する。
Deadlineによると、リメイクでリアムが演じる主人公はウォールストリートの金融マンという設定になるという。車に家族を乗せた出勤途中に何者からかの電話で爆弾が仕掛けられていることを知るという本家の流れを受けたストーリー展開になるとのことだ。脚本はイギリス出身のクリス・サルマンプール(Chris Salmanpour)と映画『フレンチ・ラン』(05)のアンドリュー・ボールドウィンが執筆する。
オリジナル版を製作したヴァカ・フィルムズも参加し、スタジオカナル、ザ・ピクチャー・カンパニー、オンブラ・フィルムズのもと、映画『フライト・ゲーム』(14)のアンドリュー・ローナやアレックス・ハインマンらが製作に名を連ねる。監督や他のキャストなどは不明。今秋からの撮影を予定しているとのことだ。