中国に93歳カンフーおばあちゃんが…!まだまだ稽古続けます

カンフー歴89年という93歳の中国人のおはあちゃんが、まだまだ稽古を続けるつもりである旨を語った。そのおばあちゃんとは浙江省に住むチャン・ヘシャン。“カンフーばあちゃん”という別名でも親しまれている。彼女はまだ小さかった頃から父親にカンフーを習い始めたのだという。海外メディアUPIが報じた。
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チャンはCNNに対し「(カンフーを)4歳の時に始めました」「300年以上続く家族の伝統なのです」と語る。「私は1924年に生まれ、当時中国は他国と戦争をしていました」「ですので、自己防衛の手段を学ぶ良い方法でもあったのです」と続ける。
また「夜に父親が私を寝かしつけ、朝目が覚めたときにベッドの中でカンフー稽古を始めました。手のひらで押したり、パンチしたりという基本的な技を幼い時に学びました」とCCTVに対し語っている。
チャンの故郷は“武術の村”として知られている。チャンは父親の志を継ぎ家族にカンフーを教えてきた。現在では家族の多くが故郷を離れているため、近所の住人に教えているのだという。
また彼女は“カンフーばあちゃん”としてネット上で有名になっていることを知り喜んでいるそうだ。「有名になることなんて考えもしなかった」「もしカンフーが大好きなら、私の家族が教えますよ。私たちはこの辺りで教え続けてきましたから。でも私たちが世界から注目されるなんて想像もしませんでした」と加えている。